アイアンマン2のキャッチコピーもどうかと思ったが、「日本よ、これが映画だ」を海外ではニュアンスを無視して英訳されてしまったため、「日本人って映画って知らないの?」と突っ込まれた記事でかなり笑わせていただいた、ジョス・ウィードン監督のMarvel’s The Avengers(邦題:アベンジャーズ)を観てきました。
あらすじ
アスガルドから飛ばされてしまったロキ(トム・ヒドルストン)は、他の宇宙からやってきたチタウリに助けられ、復讐と再び王となるためにチタウリと共に地球への侵攻を始める。まず手始めにS.H.I.E.L.D.の研究施設で研究されていたコズミック・キューブを強奪し、その際、ホークアイ(ジェレミー・レナー)とセルヴィグ博士(ステラン・スカルスガルド)をマインドコントロールで味方につけ逃げてしまう。S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)は、強奪されたコズミック・キューブを取り戻すために破棄されたアベンジャーズ計画のメンバーの招集を決意する。一方、エージェント・ロマノフ[ブラック・ウィドウ](スカーレット・ヨハンソン)はフューリーからの連絡を受けインドへと赴く…
えーと…文句なしです。おもしろいです、最高です。この映画はこれまでの一連の単独映画のヒーローがAssembleするお話ですが、それぞれの映画での設定がそのまま引き継がれてひとつの映画の中で融合しています。例えば、アイアンマンを見てて「ここにハルクが出てきてアイアンモンガーぶん殴ったらどうなるか」とかそんな想像が実際にひとつの映画の中で見れます。アイアンマンvsソーとかソーvsハルクとか…。
そういった対決も見所ですが、この個性派揃いのチームの中で、手から光線が出るわけでもなく雷を操れる能力があるわけでもなくただ強化されただけというキャプテン・アメリカが、後半でリーダーシップを発揮してチームをまとめていくんですね。ちょっと感動しました。
それとハルク!ハルクいいですね。終盤は意思疎通が出来てましたよ。ベティ・ロス以外でも話せるんですね。結構活躍してました。
VFXスタジオに関しては、ILM、Weta Digital、Digital Domainなど10社以上エンドロールで確認しましました。街の破壊シークエンスやチタウリの操る鯨みたいな化け物など見所はたくさんありました。
とにかくこれはお勧め。途中から意味もなく鳥肌が立ってしまいました。エンドロール後のお約束映像もそうですが、エンドロール直前に次作の敵になるであろうMarvelの有名キャラが顔を出してますので必見です。ちなみに続編「The Avengers 2」は全米公開2015年5月1日です。