「鉄(アイアン)、なめんなよ」というキャッチコピーを誰が考えたか気になるところですが、Iron Man 2(邦題アイアンマン2)を観てきました。
前作で自分がアイアンマンだと告白したトニー・スタークは、世界中の紛争に介入し世界平和への貢献を続けていた。圧倒的なアイアンマンの力にアメリカ政府は、スーツ自体を兵器とみなし、合衆国へのスーツの引渡しを求める。その要求を拒否したトニーであったが、そんな状況の中、命を繋ぎとめる胸のアークリアクターが、スーツの動力源を担うと同時にその副作用によりトニー自身の体を蝕んでいた。トニーは目の前の問題を解決する為、スターク・インダストリーズ社長の座を秘書のペッパーに譲ってしまい、リアクターの問題を解決できないまま、徐々に自暴自棄な行動が目立つようになる。一方で、トニーの父親と一緒にアークリアクターの原型を開発したアントン・ヴァンコは息子イワン・ヴァンコの目の前で息絶え、イワンはスターク家への復讐の為に父親が残したアークリアクターの設計図からトニーが作ったものと同じ小型アークリアクターの製作を始める…と、最初のあらすじはこんな感じ。
事前情報をあまり仕入れずに行ったもんだから、モナコレースの後の展開が非常にダイナミックで良かったです。ハマーやウォーマシン、ブラック・ウィドーなどのキャラクターもしっかり出てます。サミュエル・L・ジャクソン扮するS.H.I.E.L.D.のニック・フューリーが出てくるまで、S.H.I.E.L.D.のことすっかり忘れていました。
今回のVFXで一番目を引いたのは、スーツケース型のスーツもそうですが、自分的にはジャーヴィスが管理しているトニーの作業場のコンピューター・インターフェース!ホログラム部分で前作でもありましたが、今回はさらにパワーアップしています。それとモナコレースシーンは遠景の観客含めてすべてフルCG(一部車・近景の人物は実写)らしいのでここも注目です。
続編ということで、まあアメリカンな大味な展開と思っていたのですが、結構シリアスなところもあり、かなりおすすめな映画になっています。最後の戦闘シーンは、ちょっとあっけなかったかな。もう少しウィップラッシュ(ミッキー・ローク)にがんばって欲しかったです。
前作でもそうでしたが、今回もエンドロール後に次回に続くシーンがあります!マーベル好きにはたまらない(というか規定路線?)のシーンなので帰ってしまわないで最後まで見てください。