今回のキャッチコピーは「さらば―アイアンマン。」…またまた、大袈裟なコピーだと思ってみてみたら結構合ってたかもと思いはじめた、シェーン・ブラック監督のIron Man 3(邦題:アイアンマン3)を観てきました。
あらすじ
NYでのアベンジャーズの件から1年。あの戦いの後遺症から常に敵に備えておくという強迫観念に囚われてしまい、トニー(ロバート・ダウニー・Jr)は日々新しいスーツの開発を続けていた。パニック障害や不眠症に悩まされる中、遠隔操作が可能なマーク42の開発に成功したトニーだったが精神状態は不安定なままだった。一方、各地で爆発テロを行っていたテロリスト、マンダリンが現れる。アメリカを脅迫し続けるマンダリンを止めるべく、大統領は新たなアーマー、アイアン・パトリオットを駆るローズ中佐(ドン・チードル)に事件の解決を命じる。そんな中、スターク・インダストリーズ社長を続けているペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)のもとに、過去スイスでトニーに約束を反故にされたキリアン(ガイ・ピアース)が現れる。彼は「エクストリミス」という技術の研究をしているというが…
今回はスーツがたくさん出てはくるんですが、どちらかというとトニー・スタークの成長物語になっています。まだ見ぬ敵におびえて子供みたいにひたすらスーツを作り続けるトニーが、真の敵を目の前にして恐怖を克服して大人になるといった感じでしょうか。でも後半はいつものアイアンマンだったと個人的には思いました。スーツの格闘が少ない感じはしたかな。スーツの数がたくさん出てきてたのでもっとそれぞれのスーツにフォーカスしたシーンも見たかったです。
監督のシェーン・ブラックは「キスキスバンバン」で有名な監督さんですが、実はアーノルド・シュワルツェネッガーの「プレデター」に出演していた方なんですね。2までの監督をしていたジョン・ファブローは今回も製作陣に名前を連ねていますし、ハッピーとしても出演しています。
さてVisual Effectsについてですが、参加している会社は多すぎてあまり憶えていないんですが、有名なところで、アイアンマンのモデリングやアニメーションを担当した日本人の方がいるDigital Domain、Weta Digitalのほか、Cinesite、Legacy Effects、Fuel VFX、Framestore、Method Studioなどなど。スタッフロールに日本人の名前を見つけるとうれしくなりますね。
シリーズはこれで終了とのことですが、今回出てこなかったあのキャラクター(スーツ)のAvengers時の外伝など是非実写化してほしいですね。Ten Ringsももうちょっと出てくれるといいなぁw