前回書いたZBrush3のノーマルマップ不具合対策だと、どうもきれいなノーマルマップができませんでしたが、今度はMudboxを併用してやってみました。
手順1 先日のモデルをそのまま使いました。まず、このモデルから普通にディスプレイスメントマップを作成した後に、Subdiv1でobjを書き出します。
手順2 手順1ではき出したobjをmodoに読み込んで、法線の向きやUVの反転をして保存。
手順3 調整したobjをMudboxに読み込んで、ZB3でスカルプトしたSubdivレベルまで分割する。
手順4 Mudboxには、Mesh Displacementという機能があって、これを使うと任意の設定のテクスチャでモデルにディスプレイスメントをかけられる。UVでの適用も可能。先程、ZB3で書き出したディスプレイスメントマップを使う。
手順5 結果レイヤー上にスカルプトされたモデルが表示される。
手順6 ノーマルマップの設定を行い、書き出す。
手順7 作成されたノーマルマップ
手順8 Mudboxで書き出したノーマルマップを、modo上で手順1で作成したobjに適用。
手順9 レンダリングしてみると、全く問題ない。ZB3で作成したものよりも非常にきれいなノーマルマップが作成できた。
modoでも同じようなことが可能だが、Mudboxを使うのが一番きれいで簡単にノーマルマップが作成できます。